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会長挨拶

一般社団法人全国動物教育協会は、前身である平成20年11月11日に設立した全国動物教育協議会を経て、平成23年10月17日に設立しました。

動物系の教育機関の歴史は40年ほどになり、今では120校を超す教育機関がございます。動物系教育機関は成熟期を少し過ぎてしまったような危機感を感じます。

成長期には各校単体で十分でありましたが、成熟期を迎え、そして今、少子高齢化に並んで経済状況等社会現況が好ましくない状況となってしまっていることもあり、手を取り合って教育事業の発展に臨むことも必要になったのではないかと思います。

その中でも、動物看護職の資格制度化は、平成23年9月29日に動物看護師統一認定機構(以下「機構」)が設立され、公的資格・国家資格への大きな大きな一歩が踏み出されました。本協会も「機構」の一員となって高位平準化教育課程の構築をはじめ様々な課題の検討に当たらせて頂いています。私共専門教育機関群も一連の動きにしっかりと対応し、動物医療の発展に貢献できる認定動物看護師、さらには公的な資格のレベルに達することのできる養成教育を整えられるよう成長努力していく必要が有ろうかと思っています。

追随して、グルーマー、トリマーも職の魅力を強化して行くことが望ましいと考えております。
動物看護職のように職能団体の存在も必要ではないかと考えます。

このように各校が交流を深め、動物に関わる職業人の職の魅力を増し、動物業界の発展を目指し、動物の環境を向上させる大目的には、どの学校も異論なく集結できることであります。

1校では叶わない課題も、数多くの学校が集まり大きなチカラとなれば、乗り越えて行けると信じています。今後は更に教育機関の交流の輪を広め、そして大同で突き進むべきことには果敢に挑戦することもこの協会の使命と思います。