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座談会 動物看護師統一認定試験実施に至るまで

動物看護師を目指す皆様へ

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下薗:では最後に、これから動物業界をめざしていく方々に一言ずつメッセージをお願いできますか?

山根:チャンスは自分で作るもの。チャンスを掴む人は日々汗を流し努力をしている人なのです。いわゆる流汗悟道ですね。若い人にはぜひとも汗を流してほしいです。

太田:一言でいうならば、動物看護師は前途洋洋だと思います。

下薗:嬉しいですね。今後とも末永くご支援ください。

細井戸:動物にとって、獣医師は正義の味方であり、動物看護師は天使であってほしいと常に思っています。また、専門職である限り、常に勉強をし続けるという覚悟をもって、動物看護師という職について欲しいと思います。あと最後に、動物に対してだけでなく、人に対しても優しさを忘れないで欲しいですね。

矢ヶ崎:今現在、27%の世帯が何らかの動物を飼っている。48%はこれから飼いたいと思っているそうです。ですから市場性は高い。また、動物看護師は産業動物の分野でもとても必要とされています。後は教育機関に全てゆだねられていると思っております。頑張ってください。

古賀:米国視察で印象に残っている事なのですが、手術の場合、獣医師は剃毛、消毒、麻酔等全ての準備が整った状況で手術室に入ってくるのです。そして、手術後は皮膚の縫合を含めてその動物が覚醒するまで動物看護師がケアをします。
このような業務分担において、動物看護師には、経験と技術に裏打ちされた独立心、責任感が必要とされます。ストレスも多いと思います。今後は、良い事ばかりではなく、厳しさも要求されると思いますので、覚悟をして望んでいただければと思います。

下薗:はい。でもやりがいがありますね。本当に素晴らしいお仕事だと思います。今後も一生懸命養成させて戴きたいと思います。末永くご指導とご支援を宜しくお願い致します。
本日はお忙しい中本当に有難うございました。